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Make Your Ascent 18の訳文

人類はすべての動物の中において、言語を使用するという能力のおかげでもっとも独特な種であるというのはありふれた考えだ。しかしながら、様々な生き物のコミュニケーションの仕組みは既に詳らかに研究され、またその仕組みのいくつかは複雑すぎるために、人類の言語について一体何が独特なのか言うのは難しいのだ。
とある有用な定義は、人類の言語だけが、いわゆる"displacement"と呼ばれる事象をすることができる、と述べている。これはすなわち、"今現在ここにある"以外の何かについて話す-過去や未来、離れていたり想像上の出来事について話す-能力のことを意味する。
長い時間にわたって、このことは、人類の言語の独特な特性の一つのように思えたが、1950年代のKarl von Frischという名前の科学者が、"displacement"の見られるコミュニケーションをもった種を発見し、そして興味深いことには、その種というのがチンパンジーやイルカではなく、小さな西洋ミツバチだったのだ。
偵察ミツバチは食料源を探し求め、それから見つけた物を働き蜂に伝えるために自分たちの巣へ戻る。偵察ミツバチは、8の字ダンスをし、その8の字を1回りするのにかかる時間が長いほど、えさのあるところが遠くにあるということになる。偵察ミツバチはまた、体を震わせることもするのだが、その際に使うエネルギー量が多いほど、食料が多くあるということを示すのだ。もっとも興味深いことには、偵察ミツバチは太陽を基準点として用い、8の字の中心線を食料源の方向へと向けるのだ。例えば、太陽から左に80°ずれていたのならば、えさはその方向にあるということを示すのである。
このことは、明らかに"displacement"の一例である。偵察ミツバチは自分が遠くで過去に見つけたを知らせ、そして働きミツバチは今後未来でしなければならないことを知る。Von Frischは、この能力が高度に発達しているということを発見した。異なったミツバチの巣では、異なったダンスや"方言"が存在する。あなた自身に、あなたが地図もなしに、自分の家から数キロも離れた特定の木の位置を、容易に伝えたり理解することが可能かどうか問いかけてみてください。
しかしながら、このことはミツバチたちが、言語を伴う人類の能力を持っているとは言えないのである。Von Frischは、餌を地表から離して、高い棒の上に置くという実験を行った。偵察ミツバチは餌を発見したが、普段餌をとっているところよりも高いところにあるということを、働きミツバチに伝えることはできなかった。ミツバチたちの言語は、何か新しかったり予想されなかったことを表現する方法を持たない、閉鎖された仕組みなのだ。ミツバチの言語は、"終わりのないもの"と呼ばれる、人類の言語の別の特性が欠如していたのだ。





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ぷろふぃ~る

Illyas

Author:Illyas
他愛もないことをダラダラ書き連ねていきます
(´∀`*)
学校のノート代わりになるときが多いかなぁ

最近マイクラは放置気味。
バージョン上がっても、昔作った世界から抜けられない。


願わくは 桜の下に あらまほし 我が後世願ふ 心ぞあらば



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